お酒は総ビリルビンを高くする?!知られざるお酒の悪影響とは

 

総ビリルビンは肝臓の働きの指標となる、血中や胆汁に含まれる黄色い色素です。
血液検査の項目としても使われています。

 

総ビリルビン値は食生活と大きく関係しており、中でもお酒の飲み方と関係しています。

 

お酒に含まれるアルコールは、肝臓でアルコールからアセトアルデヒドに分解されます。アセトアルデヒドは吸収されて中性脂肪などに変化、エネルギー源として体細胞で使われます。過剰な分は、二酸化炭素と水に分解され体外に排出されます。
お酒を大量に飲むと、肝臓でのアルコール分解が常に行われるようになり、肝臓に負担がかかります。

 

アルコール分解が続いた肝臓では、生成した中性脂肪が肝臓の中にたまり、アルコール性脂肪肝となります。脂肪肝になってしまった肝臓では血流が悪くなるので肝臓で処理する血液の量も減り、徐々に肝臓の細胞が傷つき肝機能が低下していきます。

 

また、お酒に含まれるアルコールが分解されると、アセトアルデヒドが発生します。アセトアルデヒドは化学反応を起こしやすい物質なので、肝臓自体のタンパク質などを変性させてしまい、肝臓の細胞を傷つけ肝臓に障害を起こすと考えられています。

 

またアルコールは活性酸素のようなフリーラジカルを多量に生成します。フリーラジカルは酸化力が高いので、肝臓の細胞を傷つけやすいです。大量のお酒を飲むと、多量のフリーラジカルを生成するので、肝臓の機能の低下の度合いは大きくなります。

 

アルコールの影響として腸内細菌への影響もあります。アルコールは毒性の強いバクテリアを腸内で増殖させる働きがあり、毒素が溜まってしまいます。アルコールによってい生成された一酸化炭素が腸に穴をあけると、この毒素が血液を介して肝臓へ移行し、肝臓の細胞に悪影響を与えてしまいます。

 

 

お酒の過剰摂取で肝機能が低下すると、アルコール性脂肪肝となり、肝硬変や肝臓がんへ移行する可能性があります。
肝機能が低下すると、血液検査で総ビリルビン値が上昇します。

 

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